腰が痛いことが多くなってきたので腹筋を頑張る事に決めた。
|
こういった疑問に答えます。
本文の内容
①腰が痛いのは筋肉にも原因があるかもしれない。 ②筋トレをすると腰が痛くなる理由 ③全体の筋肉バランスも大事なので、腹筋だけ鍛えるのは不自然。 |
①腰が痛いのは筋肉にも原因があるかもしれない。
腰の痛みを訴える人は身体を支える筋肉の配分が偏っている原因があります。
身体を支えるのは筋肉の役割でもあるので、筋肉が少ない人は鍛えるのも良いです。
もし、筋肉が原因で身体のバランスが崩れているならば、トレーニングで改善します。
実際には、身体の平衡バランスの偏りから、筋肉の付き方が偏っている事が多いです。
悪姿勢や、負荷の掛かる使い方を続けていると、身体の構造もそれに合わせて変化します。
そもそもの筋力不足による可能性もありますが、多くは身体の使い方が悪いことが多いです。
偏った筋肉の付き方を、正常に近づけるトレーニング方法で筋肉を鍛えると良いです。
②筋トレをすると腰が痛くなる理由
筋肉を鍛えるのに筋トレを始める人が多いです。
そして筋トレで腰痛を悪化させる人が多いです。
しかし、腰痛は筋肉だけの問題ではありません。
筋肉だけの問題で解決するなら整形外科学会が8割の腰痛は原因が分からないなどと発表しません。
筋トレで悪化する理由は2点在ります。
①単一の筋肉強化、②腰を痛めるやり方、この2点により腰痛を悪化させます。
①筋肉は他の部位とも連動し相同して動くため、特定の筋肉だけ鍛える事が不自然である。
②例えば、骨盤に押し上げるような力が掛かる”いわゆる体を起こす腹筋”は骨盤を悪くさせます。
筋トレで良くなることもあるが、他の部分の負荷を強めて悪くしてしまいます。
つまり、筋トレは腰痛の解決方法ではありません。
③腰を守りながらバランスの自然な筋肉をつける方法
特定の筋肉だけでなく全身を連動させる動き、つまり歩行が腰痛に良いです。
身体は歩くように設計されて作られているので、歩いて鍛えると全身のバランスも取れます。
しっかりとウォーキングで鍛えたイチローと、筋トレで筋肉を鍛えた清原とでは、イチローの方が壊れにくい身体を手に入れてましたよね。
歩いて身体を鍛えると、筋肉もつくし、骨も強くなるし、関節も柔らかくなります。
歩いて鍛えた後に、やりたいトレーニングを行うのも良い方法です。
調子が悪く、足だけで歩くのが難しい場合、手を使った四つ這いのトレーニングを行うと発達学に沿っていて安全です。
歩いて鍛えると腰痛も治しながら安全に全身を鍛える事が出来ます。